工場の西日対策が必要な理由とは?具体的な対策・注意点を紹介
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工場内の温度が上がると、暑さによる不快感だけでなく、生産性の低下や設備への負荷など、さまざまな問題が発生する恐れがあります。だからこそ、早急に西日対策を講じることが重要と言えるでしょう。
本記事では、工場で西日対策が必要な理由と、効果的な対策方法・注意点について詳しく紹介します。
工場の西日対策が必要な理由
工場の西日対策をすることで、さまざまなメリットを受けることができます。まずは、工場の西日対策が必要な理由について具体的に紹介します。
- ・夏の暑さを防ぐ
- ・光熱費を削減できる
- ・商品・建物の劣化防止
夏の暑さを防ぐ
とくに気温が28℃、湿度が65%を超えると汗が蒸発しにくくなり、熱中症のリスクが一気に高まるので注意が必要です。作業員の健康管理や安全な労働環境を確保する上でも、西日対策は欠かせない取り組みと言えるでしょう。
光熱費を削減できる
工場内に西日が差し込むと、夏は外気温の影響を受けやすく、冷房を稼働させても室温が下がりにくい状況が生じます。西日対策を講じることで外部から侵入する熱の影響を受けにくくなり、空調効率を向上させることが可能です。その結果、電力消費を抑制し、省エネルギー効果が期待できます。
また、西日対策を行うことで、冬の寒い時期には室内の熱が外へ逃げにくくなる効果も。その結果、年間を通して快適な作業環境を維持できるようになり、間接的に「消費電力量の削減」にも効果を発揮します。
商品・建物の劣化防止
商品だけでなく、壁や床も西日の影響を受けると、変色(色褪せなど)・劣化が進む可能性があります。こうしたトラブルを防ぐためにも、工場の西日対策は欠かせないと言えるでしょう。
工場の西日対策
- ・ビニールカーテンを設置する
- ・窓に遮熱シート・遮熱フィルムを貼り付ける
- ・壁に遮熱シートを施工する
ビニールカーテンを設置する
工場や倉庫の商品を日焼けや劣化から守るには、ビニールカーテンの設置がおすすめです。ビニールカーテンとは、軟質塩化ビニール(PVC)素材で作られたカーテンのことです。工場・倉庫の場合、主に間仕切りや目隠し、防風・防寒、飛沫対策など幅広い用途に使われています。
ビニールカーテンを工場・倉庫内に設置することで、空調効率を高められるだけでなく、西日が差し込みやすい場所に取り付ければ、西日対策としても効果を発揮します。
さらに、UVカット機能付きの透明ビニールカーテンであれば、外からの視認性を確保しながら、商品の日焼けや劣化を防ぐことが可能です。
窓に遮熱シート・遮熱フィルムを貼り付ける
遮熱フィルムは、遮熱機能を備えたフィルムを指します。いずれも人体の体感温度を上げる輻射熱を反射する働きがあり、窓に貼ることで室温の上昇を抑制します。その他にも、室内の商品が紫外線によって劣化するのを防ぐ効果も期待できます。
壁に遮熱シートを施工する
壁に遮熱シートを施工することで、西日の影響を受けにくくなり、室温の上昇を抑えることが可能です。とくに、外気が通り抜ける「通気層」に遮熱シートを施工すると、壁に熱が伝わる前の段階で輻射熱を反射できるため、より高い遮熱効果が期待できます。
西日対策をする際の注意点
ここでは、西日対策を行う際の注意点について紹介します。
- ・機能性の高いものを選ぶ
- ・暑さの原因を把握する
- ・正しい施工方法で実施する
機能性の高いものを選ぶ
遮熱シートの場合、隙間なく施工することで効果を最大限に発揮します。そのような理由から、施工を業者に依頼する際には、確かな実績と専門知識を持つ業者を選ぶことが大切です。
関連記事:高品質な技術力
暑さの原因を把握する
西日対策を行っても十分な効果が得られない場合、そもそもの「暑さの原因」が別にある可能性があります。たとえば、室温上昇の主な要因が屋根から伝わる熱である場合、西日対策だけでは改善が見込めません。そのようなケースであれば、屋根に遮熱対策を施すことで室温上昇を抑えることが可能です。
屋根の遮熱対策としては、遮熱シートを屋根に設置する「スカイ工法」がおすすめです。スカイ工法とは、屋根に遮熱シートを直接貼り付ける施工方法を指します。
関連記事:遮熱工事(スカイ工法)
正しい施工方法で実施する
遮熱シートの場合、隙間なく施工することで効果を最大限に発揮します。そのような理由から、施工を業者に依頼する際には、確かな実績と専門知識を持つ業者を選ぶことが大切です。
関連記事:高品質な技術力
工場の西日対策で効果が出たお客様事例
弊社が施工して効果が出たお客様の事例をご紹介します。沿岸地域で、工場の西側に日差しを遮るものがほとんどなかったお客様です。遮熱シートとカバー工法を西側の壁に施すことで、暑さ対策を行いました。
暑さによる加工設備の動作不良が大きく改善!工場内温度はマイナス5度に。「シャネリア」「カバー工法」を導入した水島機工株式会社様
暑さによる加工設備の動作不良が大きく改善!工場内温度はマイナス5度に。「シャネリア」「カバー工法」を導入した水島機工株式会社様
まとめ
工場や倉庫の西日対策にはさまざまな方法がありますが、広範囲に効果を得たい場合であれば、建物全体に対策できる遮熱シートを壁・窓に施工する方法が最適です。西日対策を行うことで、暑さの軽減や商品・建物の劣化防止、光熱費の削減といった多くのメリットが期待できます。
ただし、建物の構造や使用環境によって最適な施工方法は異なるため、建物に合った対策を選ぶことも重要なポイントのひとつ。その他にも、予算や施工規模への対応可否なども事前に確認しておく必要があります。
弊社では、各工場・倉庫の状況に合わせて、最適な遮熱工事や遮熱対策プランをご提案できます。「夏の暑さを抑えたい」「商品や建物の劣化を防ぎたい」とお考えの事業主様は、壁や窓への遮熱シート施工による西日対策をぜひご検討ください。










