「熱中症対策、何から始めればいいか分からなかった」現場調査から対策を提案し、マイナス9℃を実現した砂川スチール工業様の導入事例
香川県さぬき市で半世紀以上に渡り鋼材加工を 手掛ける砂川スチール工業株式会社様。熟連の技術と一期通貫の生産体制を強みに大手建設用クレーンメーカーの部品製造を長年行い、鉄を扱うプロフェッショナルとして常に現場の環境改善にも力を注いでいます。
今回は、大型の鉄骨工場ならではの暑さ対策のために、遮熱材や換気設備を導入いただきました。
工場内の気温が41度、WBGT値は33℃と深刻な暑さに悩まされていた中で、導入いただいた背景とその効果について、砂川さまにインタビューさせていただきました。
ーーー弊社にお問い合わせいただいた当時、工場に関してどのような課題をお持ちでしたか?
砂川さま:当時は、『暑さ対策に取り組まないといけないけど、何から手をつけたらいいかわからない』という点が一番大きな課題でした。
私たちの工場では、ガスを使う作業があったり、高温になる機械が多かったりと、室内温度が上昇する工程がすごく多いです 。そこに毎年の気温上昇が重なって、暑さはもう避けられない状況になってきていました。
そんな中で、法律も厳しくなったことで、熱中症対策をこれまで以上に真剣に取り組む必要も出てきたのです。冷房服や扇風機など個別でできる対策をしてみたものの、それにも限界を感じていました。
工場自体を何とかしないといけないと考えていましたが、具体的に何をすればいいのか分からなかったのです。
ーーー植田板金店を選んでいただいた決め手は何でしたか?
砂川さま: まず、植田板金店さんを知ったきっかけは、お取引している銀行さんからのご紹介でした。
工場全体の温度を下げられる遮熱材を取り扱っている会社さんということでご紹介いただきました。しかし、正直最初は遮熱材がどういったものかイメージできていなかったのを覚えています。
そこで、岡山で植田板金店さんが開催されていた展示会に行き、遮熱材の効果を体感させてもらったんです。遮熱材の効果を体験して、担当者さんから説明を受けることで、遮熱材に対してすごく魅力を感じるようになりました。
さらに、私たちの近隣の工場でも施工された実績もあったので、安心して植田板金店さんに相談する運びとなりました。
ーーー弊社からはどのような提案がありましたか?
砂川さま:最初に、私たちの工場を実際に見ていただいて、どこが暑さの原因になっているのかを確認してもらいました。そこから、工場のどこに何を設置すれば効果的なのかを提案いただきました。
具体的には、以下の三つをご提案いただきました。
- ・主な熱の発生源になっていた屋根・窓・壁・機械に対して、遮熱シート「シャネリア」の施工
- ・工場の奥に溜まっている暑い空気を外に排出する換気扇の設置
- ・工場内の空気に気流を作るための送風機の導入
どれも根拠のある提案をいただいたので非常に納得感がありました。また、親身になって相談にのっていただいたので、すごく心強かったのを覚えています。
ーーー遮熱シートの効果はいかがでしたか?

砂川さま:シャネリアを、工場の内側に貼ったことによる効果は非常に大きかったです。
数値でいうと、工場内の気温が41度→32度に。WBGT値(暑さ指数)は、33℃→26.7℃にそれぞれ大きく低下しました。
気温32度と聞くと暑いイメージを持たれるかもしれませんが、日陰にいるような感覚なので、体感気温はそこまで高くありません。また、WBGT値は危険水準とされている31℃を上回っていましたが、注意〜警戒の水準まで下がりました。適切な水分補給と休憩をとっていれば、熱中症の危険性はかなり低くなったと思います。
また、機械の周りにカーテン形状の遮熱シートを貼ったことによる、熱の封じ込めも効果的だったと感じています。今までは機械の横で事務仕事ができないくらい暑かったんです。しかし、今では事務仕事をしていても苦を感じません。それくらい、熱を工場内に発しないようになっていると感じています。
ーーー換気扇の設置後、変化はありましたか?

砂川さま:換気扇を設置する際に、音で周りの住宅の方にご迷惑をかけるのではないかと思っていました。しかし、全くそんなことはありませんでした。いざ設置してみると、消し忘れてしまう帰ってしまうくらい静かで安心しました。
設置前は、工場の奥へ行くほど暑い空気が溜まっていました。設置後は溜まった空気を外へ排出できるようになったため、工場のどこにいてもほぼ均一の温度になっているのを感じます。
正直、換気扇を導入するだけでこんなにも変わるのだと驚きました。
ーーー送風機の効果はいかがでしょうか?
砂川さま:建物内の温度が下がったことで、送風機による風も涼しくなりましたね。風があるだけで体感温度はかなり下がりますし、工場内に気流が生まれて、温度が均一化しやすくなります。
導入前に比べて、汗も出づらくなり、快適に作業ができるようになりました。
ーーー施工するスタッフの対応はいかがでしたか?
砂川さま:とてもスピーディに進めていただきました。想像の何倍も早く作業が進み、「え!こんなに早く出来上がるものなのか」と驚きました。
そして、非常にありがたかったのは、工場内での作業を止める必要がなかったことです。安全に配慮して施工してくださったので、私たちは普段の業務に集中することができました。工場の生産に影響を出さずに環境を良くできたのは大きいですね。
ーーーどのような企業に植田板金店をおすすめしたいですか?
砂川さま:今までは生産ラインの設備投資は積極的に行ってきました。従業員が使いやすく生産性が上がるものへの投資は惜しむべきではないとの考えからです。
今回、暑さ対策を取り入れてからの従業員の反応を見てみて、こういった環境面の設備投資もしっかりと行っていかないといけないことが分かりました。新しい従業員の採用が難しい時代ですので、今後も働く環境を整えて、今いる従業員の皆さんが快適に働けるようにしていきたいと思います。
植田板金店さんは、商品ありきではなく、会社ごとの課題に沿った提案をしてくれます。「工場や倉庫の暑さ対策をしたいけど、何から手をつけていいかわからない」という方にはすごくおすすめしたいですね。
まとめ
「暑さをなんとかしたい。でも、具体的に何から手をつければいいのか分からない。」
導入前の砂川スチール工業様と同じお悩みを抱えている企業様は、少なくないと思います。
暑さの原因は建物によって違うからこそ、対策もひとつではありません。
「うちの建物には、何を入れたらいいんだろう?」そんな段階のご相談でも喜んで対応いたします。現場を拝見しながら、御社に合った対策を一緒に考えていきます。
もしご興味があれば、どうぞご遠慮なくご相談ください。また今回のインタビューはYouTubeにて動画でも公開しております。こちらも併せてご覧ください。










