経年劣化した波型スレートについて
2023.2.27
今回は石綿を含んでいる可能性のある建材、特に皆様が普段より目にされる機会の多い工場、倉庫、の屋根や壁に幅広く使用されている建材の波型スレートについて書きたいと思います。
波型スレートとはコンクリートに繊維状素材を混入して強度を持たせた建材です。
遮音性に優れている、耐久性が有る、耐火性能に優れている、比較的安価という特性が有り、工場、倉庫には最適な建材です。
その為1955年~1973年の高度成長期に爆発的に棟数が増えました。
現在それらの建物は建て替え又は修繕工事の時期を迎えています。
ここで問題となるのが、古い波型スレートに含まれるアスベスト(石綿)です。
古い波型スレートには補強用として添加される繊維状素材にアスベストを使っていました。
ですが、全てに入っている訳ではありません。
どう見分けるかですが、アスベストが入っている物と入っていない物の外観上の違いはありません。
目安として2006年以前の物にはアスベストが入っている可能性が有り、それ以降の物にはアスベストが入っていないと言えます。
古い波型スレートには補強用として添加される繊維状素材にアスベストを使っていました。
ですが、全てに入っている訳ではありません。
どう見分けるかですが、アスベストが入っている物と入っていない物の外観上の違いはありません。
目安として2006年以前の物にはアスベストが入っている可能性が有り、それ以降の物にはアスベストが入っていないと言えます。
その背景には当時建設業に携わっていた方々の中からアスベストが原因である疾患を発症する患者さんが多数出てきたのをきっかけにアスベストの危険性が世間的に認知されたからです。
アスベストによる疾患はばく露から病気の発症まで潜伏期間が20~30年とかなり長いとゆう特徴とそれらの疾患はいずれも完治が難しい病気になっています。
現在アスベストを含んだ波型スレートを使用した建物をお使いの企業様の中にはご不安に思われる方もいらっしゃるかも知れませんが基本的に場内で通常の作業をされるのにはアスベストの影響はほとんどありません。
波型スレートに含まれるアスベストは主材であるコンクリートに完全に包まれているため、破壊や破断しない限り飛散する事はありません。
しかし表面が年月を経て雨、風によって浸食された状態になった場合はアスベストが露出して風に飛ばされて飛散します。
この事からアスベスト対策に乗り出す企業様も増えてきました。
波型スレートに含まれるアスベストは主材であるコンクリートに完全に包まれているため、破壊や破断しない限り飛散する事はありません。
しかし表面が年月を経て雨、風によって浸食された状態になった場合はアスベストが露出して風に飛ばされて飛散します。
この事からアスベスト対策に乗り出す企業様も増えてきました。
2021年4月アスベストを含む可能性がある建材を解体、修繕する際は調査して労働基準監督署へ報告をする事が義務付けられました。
2023年10月には工事の元請け会社ではなく発注者の義務になり、調査は石綿含有建材調査者等の有資格者が調査をする事になります。
遮熱やさんのスタッフは全て石綿含有建材調査者の資格を取得しています。
築年数が古い波型スレートを使用している建物をお使いの企業様はお問合せ頂けましたら遮熱やさんのスタッフがお伺いして調査し、対策をご提案いたします。
ぜひフォローをお願いします!!
2023年10月には工事の元請け会社ではなく発注者の義務になり、調査は石綿含有建材調査者等の有資格者が調査をする事になります。
遮熱やさんのスタッフは全て石綿含有建材調査者の資格を取得しています。
築年数が古い波型スレートを使用している建物をお使いの企業様はお問合せ頂けましたら遮熱やさんのスタッフがお伺いして調査し、対策をご提案いたします。
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