屋根工事

と一口に申しましても、その数はたくさんございます。
彼の大泥棒　石川五右衛門も
「世の屋根工事は浜の真砂ほど数が多い」と言ったとか言ってないとか。
そこで、我々と致しましてはお客様のお持ちの建物に合った工事をご提案させて頂きます。
それは、屋根の素材や状態や、現状お困りの事、もちろんお客様のご希望にも沿いますが、いくつか例を出してご紹介致します。

カバー工事とは、「屋根の上にもう一つ屋根を造る工事」です。古い屋根を守るように新しい屋根で覆うかのごとく鋼板を取り付けます。鋼板は主に軽くて丈夫なガルバリウム鋼板を使用する場合が多いです。
施工意図としては、次のようなものがあります。

・雨漏り対策

雨漏りはどこから入ってくるのかわかりません。そうだと思われた穴をふさいでも、実は別の穴から水は入ってきていたという事もよくあります。雨漏りを完治させるのは難しいのです。

しかし屋根全体を鋼板ですっぽり被せてしまうカバー工事は、それまで直せなかった雨漏りも直せる可能性が高いです。
雨漏りを直しに屋根上に上がった職人が屋根を壊して新しい雨漏りの原因を作るということもなくなります。

・アスベスト対策

年々規制が厳しくなってくるアスベスト。使用・製造の制限はもちろん、アスベストを含めた建材を切ったり剥がしたりする工事には事前調査と報告が必要になってます。
存在自体が難しくなってきているアスベストを含んだ屋根材にカバー工事を施すことで、アスベストの飛散対策になります。
張り替えるより金額も時間もかなり節約されます。

・外観の美化

築20～30年にもなると外観が気になってきますよね。
塗装も結構ですが、だいたい寿命は5～10年。そのたびに建物周辺に仮設足場を立てて、工事するのも大変だと思います。金額的にも手間的にも。
鋼板で覆ってしまえば30～40年は何もしなくても中の建物を守ってくれます。

①夏でも暑さが気にならない

元々暑さが厳しくない土地であるとか、山間にあるから日が照ってこないとか、建屋が大きくて特に設備を置いてないとか、夏の盛りでもそれほど暑さが気にならない建物というのも確かに存在します。
そういう方はカバー工事のみでも問題ありません。

②金額を押さえたい

今の御時勢、正直金額をなるべくおさえて工事したいのは社長、経営者様の本音。
ならば少しでも金額を押さえるべく遮熱工事はなしで見積もってみるのも一つのテです。
ただし、カバー工事終了後間をおいて遮熱工事を加えるというのはなかなか難しいので、よくご検討されてから決めて下さい。