アスベスト対策によるカバー工事~アスベストの怖さ~
2023.3.3
こんにちは!ネッシャーマンです!!
突然ですが、私達はカバー工事をアスベストの飛散対策として紹介させて頂いています。
古いスレート屋根にはアスベスト(石綿)はほぼ間違いなく入っています。
アスベストによる健康被害はずいぶん昔から言われておりますが、その規制もどんどん厳しくなっております。
まったく考えられてないスレートの持ち主の方もいらっしゃいますが、ここは一回アスベストがいかなるものかという事を復習しましょう。
突然ですが、私達はカバー工事をアスベストの飛散対策として紹介させて頂いています。
古いスレート屋根にはアスベスト(石綿)はほぼ間違いなく入っています。
アスベストによる健康被害はずいぶん昔から言われておりますが、その規制もどんどん厳しくなっております。
まったく考えられてないスレートの持ち主の方もいらっしゃいますが、ここは一回アスベストがいかなるものかという事を復習しましょう。
まず、私共が直接対象としているスレートという物ですが、築年数が古い屋根や金属の屋根が都合の悪い工場(湿気がはげしい工場や、酸性が強い煙を出す薬品工場など)でよく使用されるのを見ます。
約20年以上前に製造されたものですと、アスベストにセメントを混ぜて作られています。
その時は安くて軽くて丈夫ということで大変人気でした。メーカーからは「半永久に使用できる」という売り文句で売られた事もあるそうです。
しかしながら2006年に0.1%以上のアスベストを含む商品の製造・販売が禁止されるまでは、製造にアスベストが使われていたことは事実であります。
約20年以上前に製造されたものですと、アスベストにセメントを混ぜて作られています。
その時は安くて軽くて丈夫ということで大変人気でした。メーカーからは「半永久に使用できる」という売り文句で売られた事もあるそうです。
しかしながら2006年に0.1%以上のアスベストを含む商品の製造・販売が禁止されるまでは、製造にアスベストが使われていたことは事実であります。
アスベスト 概略
では、アスベストとは何か。
ネットで見ると「蛇紋石や角閃石が繊維状に変形した天然の鉱石で無機繊維状鉱物の総称」とあります。
繊維状=糸状になった天然の岩石と考えればいいのでしょうか。
前述のスレートの説明でも少し触れてますが、“安くて軽くて丈夫”という代物でありました。
ところが、世界中で健康被害が報告され始めると「奇跡の鉱物」は一遍に「時限爆弾」と言われるようになりました。
ネットで見ると「蛇紋石や角閃石が繊維状に変形した天然の鉱石で無機繊維状鉱物の総称」とあります。
繊維状=糸状になった天然の岩石と考えればいいのでしょうか。
前述のスレートの説明でも少し触れてますが、“安くて軽くて丈夫”という代物でありました。
ところが、世界中で健康被害が報告され始めると「奇跡の鉱物」は一遍に「時限爆弾」と言われるようになりました。
健康被害
アスベストの健康被害で現れるのは
石綿肺・肺がん・中皮腫・良性石綿胸水・びまん性胸膜肥厚
などが主なものです。
中皮腫などは非常に死亡率の高い病気です。
アスベストは粉じんになり肺や胃に溜ってこれらの病気を発症させます。
恐ろしいのはすぐに発病するのではなく、20~40年の時間を経て発症することです。
石綿肺・肺がん・中皮腫・良性石綿胸水・びまん性胸膜肥厚
などが主なものです。
中皮腫などは非常に死亡率の高い病気です。
アスベストは粉じんになり肺や胃に溜ってこれらの病気を発症させます。
恐ろしいのはすぐに発病するのではなく、20~40年の時間を経て発症することです。
規制法
健康被害が明るみになるにつれ、その規制法が定められてきました。
1960年(昭和35年)「じん肺法」を施行。定期的なじん肺健 康診断の実施など規定。
1971年(昭和46年)「特定化学物質等障害予防規則」(以下、特化則)制定。管理規則の設定。
1975年(昭和50年)特化則改正。アスベストの吹き付け作業の原則禁止など。
1995年(平成7年)労働安全衛生法施行令、労働安全衛生規則、特化則がそれぞれ改正。
2003年(平成15年)労働安全衛生法施行令が改正。1重量%を超えるアスベストを含む建材、摩擦材、接着剤などの製造、輸入、譲渡、提供、使用が原則として禁止。2004年(平成16年)施行。
2006年(平成18年)0.1重量%を超えるアスベスト含有製品の製造や使用などが禁止。
1960年(昭和35年)「じん肺法」を施行。定期的なじん肺健 康診断の実施など規定。
1971年(昭和46年)「特定化学物質等障害予防規則」(以下、特化則)制定。管理規則の設定。
1975年(昭和50年)特化則改正。アスベストの吹き付け作業の原則禁止など。
1995年(平成7年)労働安全衛生法施行令、労働安全衛生規則、特化則がそれぞれ改正。
2003年(平成15年)労働安全衛生法施行令が改正。1重量%を超えるアスベストを含む建材、摩擦材、接着剤などの製造、輸入、譲渡、提供、使用が原則として禁止。2004年(平成16年)施行。
2006年(平成18年)0.1重量%を超えるアスベスト含有製品の製造や使用などが禁止。
訴訟問題
2000年代はアスベスト問題の訴訟ラッシュでした。
日本全国の裁判所で、アスベスト関連疾患を発症した元建設作業員の訴訟が相次ぎました。
そしてついに最高裁判所は、2021年5月17日、建設型アスベスト(石綿)訴訟について、国と建材メーカーの責任を認める判決を下しました。
日本全国の裁判所で、アスベスト関連疾患を発症した元建設作業員の訴訟が相次ぎました。
そしてついに最高裁判所は、2021年5月17日、建設型アスベスト(石綿)訴訟について、国と建材メーカーの責任を認める判決を下しました。
アスベスト問題は人の生命にかかわる大問題です。
「うちは大丈夫じゃないか」と、多分訴えられた会社もメーカーも思っていたと思います。何よりすぐに発症しないから大丈夫かどうかなんてすぐに確認できません。
皆様、是非ご相談ください。
よろしくお願い致します。
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